mains happy surf

ブログをチェックしてくれてる皆様こんにちは、今日も最高にいい天気で気分もあがっちゃうよね。あとは！波が有ればパーフェクトなんだけどね。まっ！それでも膝股ぐらいのウネリはあるので何とかサーフ可能ですよ。
実際俺もこの陽気につられてホームの超小波でサーフしてきました。
実は、三週間前に腰を痛めてしまいサーフィン出来ない状態でした。とりあえず、ひたすら安静にして体を休めてました。が！休めれば、休めるほど体がダルイのです…(涙）とくに朝です。ダルくてシャキッ！と起きれません。
これは、何かのサインか？ それとも体に異変があるのか？ などとあれこれ考えた結果、これは俺の体が海水を欲してるのではないのか？と直感的に感じました。
そう感じてしまったもんだから、もう大変よ…(苦笑) まだ背中と腰に多少違和感があるけど、とりあえず波乗りしたい気持ちを抑える事が出来ませんでした。

どうせ波乗りするなら、M10ジェフが来日した時に作ったニューモデル"HPFB"のプロトタイプをテストドライブする事にしました。とはいっても三週間ぶりなので、水温も分からないし、体は重いし、正直不安しかありません。自分自身のコンディションがこんな状態で正しいインプレッションが出来るのか？と考えました。でも結局やるんだからウダウダ考えるだけ無駄だという結論にたっしました。
でも良く考えてみたら！自分自身のコンディションがベストじゃないからこそ、このボードの真の性能が分かるんじゃないかという考えにいきつきました。(この切返しこそ、まさにＯ型スタイル…笑) そして、サイバーの新品の3mmフルスーツを着てサーフしました。

波は、インサイドの海面ザワついた、ピークまとまりないトロ速いブレイク。きれたセットは何とか乗れそうな波でした。
そのセットを選んで、1ライド、2ライド、してくうちに段々とパドルもライディングも軽くなってきていい感じになってきて、このボート"HPFB"のコンセプト「コンペ派で、パキンパキンに攻める最先端なサーフスタイルから、フリーサーフ派、スタイルを重視した、ゆる～い感じのカービングなサーフスタイル。そう全てのカテゴリーを取っ払った楽しい楽しいサーフボードなのです。
もう少し分かりやすく説明しますと、最近流行りのミニボートのファンでイージーな乗り心地とレギュラーボードが持つ攻め攻めなコンセプトを見事に融合したサーフボードです。」を感じれるようになりました。

このボート"HPFB"の一番の悩みの種はフィンのバランスでした。今日はファーストライドなので、ワイドなテールデザインに合うセオリー通りなセッティングにしました。サイドには大き目なPS(パンチョサリバン モデル)を、センターは、比較的ノーマルサイズのAM-1(アルメリック)を装備しました。

今日の波には、このセッティングがバッチリだったとおもいます。

そして！このボードのコンセプトでもあるファン性能＝テイクオフ＆パドルスピードは？ まさに！コンセプト通りラウンドノーズ系のボードに引けをとらない速さでした。そこら辺を可能にしてるのが、ノーズエリアのデザインです。
少しワイドなノーズ幅とロッカーのバランスと…

通常のノーマルボードと比べると明かにレールボリュームのあるデザインになってます。それら全てのバランスがパーフェクトだからこそ、パドル、テイクオフ、動き、全てを兼ね備えたボードになるのです。


パドル、テイクオフが、信じられないほど速いので、今日のような小波でもボトムを使ったラインを普通にとることができましたし、トップアクションも普通に狙う事ができました。
このボード"HPFB"の最大の特長は、波のトップでのパフォーマンス性能にあります。そのパフォーマンスを可能するのが、このテールエリアのデザインです。
このモデルは、普段乗っているレギュラーボードより、2インチ～3インチほど短いセッティングなので、浮力を補う為と理想のアウトラインを作り出す為にも、ノーズエリアのデザインと同様、テールエリアもややワイドなデザインになっています。

ワイドなテールデザインなんだけど、やや強目なテールロッカーとコンビネーションする事で、縦のアプローチはもちろんテールをスライドさせる動きや、テールを抜くような今風なアプローチを可能にしてあります。そして！それらの動きをイージーにこなす為に、ノーズエリア同様、レールのボリュームをタップリとりました。これによりテールエリアに長く乗り続けられるのです。すなわち！パフォーマンスし続けられるって事につながるのです。


そして！それら全ての動きと動き(技と技)をラインで繋げてこそ、ファン性能とパフォーマンス性能を融合しサーフボードになるのです。それを可能にする為に必要なのが、このアウトラインです。

ノーズワイド～テールワイドまでのアウトラインにストレートなラインを少し残してあります。このアウトラインこそが、ロッカーと絶妙なバランスで機能し、ドライブ性能と動きを自由自在にあやつれるわけです。

もちろん、俺自身今日の試乗でこのボートのコンセプト通りの性能をしっかりと感じました。波は相当悪かったし、久しぶりのサーフィンで不安はありましたが、ぶっちけ調子よかったです。ボードの出来も、ほとんど直す所も見つからないぐらいパーフェクトだと感じました。

多分!波も自分も今日が最低なので、今後が凄く楽しみです。近いうちに写真や動画を撮ってインプレッションしたいとおもいます。楽しみにお待ち下さい。