mains happy surf

今日は、朝からライダーの"ユウキ"と静波のサーフボードファクトリー(BREAKAWAY)に、ビル・ジョンソンの立ち合いシェイプに行ってきました。

そして！凄いサプライズ♪＝御縁がありました～☆
それは、あの幻のブランクス"クラークフォーム"のビンテージがあったのです。

とりあえずユウキにクラークフォームの事を説明したら乗ってみたい！とのことでした。

クラークフォームは、2005年12月5日世界の80％のシェアーを誇るクラークフォーム社が突然廃業致しました。フォーム（サーフボードの心材）を作る工程に発生するＴＤＩという有毒ガスの処理の仕方が、アメリカ環境庁の基準を満たす事が出来ず工場をストップ＝閉鎖致しました。これにより、世界的に材料不足の状況になってしまいました。
現在様々な代用のフォームが出てきていますが、クラークフォームの品質を超える材料は出ておりません。(現在はUSブランクスがクラークに変わりかなりのシェアーを誇っています)

★クラークフォームの特性★
クラークフォームが他のメーカーのフォームより優れていたのはファイバーグラスと樹脂とそのフォームの組み合わせにより高性能サーフボードに必要な適度なしなりが出せたことです。クラークで作られたボードはなめらかな乗り心地を実現させて、とくに波の面がばたばたしていてもその段差をボードが吸収して、安定した性能を生み出します。またボード自体のしなりが踏み込みをするサーファーにとっては非常に心地よく感じられ、またスピードもつけやすいボードができることでクラークの人気は過去の世界のサーフボードフォームのシェアを圧倒的に支配していました。

ビルが、数あるビンテージブランクスの中からベストなブランクス(モデルに合ったロッカーの物)をチョイス！

今回ユウキがオーダーしたモデルは！ビルのイチ押しの【MACH 5】と言うモデル…

アウトラインはノーマルなスタンダードタイプなんだけど、テールのデザインが少し変わってます。メインズでは、まだこのテールデザインのボードには誰も乗っていないので違いなど詳しくインプレッションできません、が新しいデザインのボードってワクワクするよね～♪

とりあえず、ライダーのユウキにミッチー、俺TOもこのモデルを立ち合いシェイプしたのでテストライドしたら直ぐインプレッションするのでお待ち下さいね。

アウトラインがキマったので、いよいよ貴重なビンテージブランクスにプレイナーをかけます…


ボードの出来は、完成品をお見せいたします。ユウキこのボードも凄い良さそうで楽しみだね。。。