HOPE 2012MODEL パート4

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2012年01月20日 13:32

HOPEサーフボード 2012年モデル第四弾です!

このモデルは、メインズライダー"ミッチー"がテストを繰り返し完成したモデルです。

それでは、このモデルが出来あがるまでの流れを説明いたします。

元々このモデルの原型はコンプスモールからタイプ3、そのスモールコンプのロッカーからテールフリップ(キック)を付けて、アウトラインをチェンジしたのが、昨年リリースしたタイプ4(ミッチーモデル)なのです。

そして!そのタイプ4を、さらにバージョンアップしたのがこのボードなのです↓



タイプ4との違いは、パッと見て分かるとおもいますが、アウトラインをチェンジしました。



【タイプ4の詳細】← クリック!を見れば分かると思いますが、テールの形をラウンドテールからスクエアテールにチェンジしました。

スクエアテールと言っても、U-KIの為にシェイプした【SEAweed】← 詳細はクリック!や、【MORAY2】← 詳細はクリック!なのどのワイドスクエアでは無く、どちらかと言うと!小さなテールブロックが特長です。

テールブロックを小さくした理由は、スクエアテールにするのを前提にし、テールのアウトラインにカーブを付けたかったからです。



何故?カーブを付けたかったかというと! それは、チェンジしたテールロッカーとの相性です。

タイプ4は、テールのロッカーが急激にフリップ(キック)しているロッカーでした(ボトムからトップへの上がり良さ、トップでの返しの速さが特長)。

その特長(上がりと返しの速さ)を最大限キープしつつ、加速力とドライブ&スピードの時速性能、そして!それらの動きをおこなう為に最も必要なスムーズなターンが出来るが!最大のコンセプト

タイプ4よりテールロッカーを2ミリほどアップしましたが、その代わりフリップ(キックテール)をやめて、センターからテールまでを緩やかなナチュラルなカーブにチェンジ。そうする事でキックテールの運動能力(急激な方向転換:ターン性能)は失うが、そのかわり流水がスムーズになり、それがスムーズなターン、加速力、スピードの時速(ドライブ)、性能に繋がっていくのです。

だか!「勘違いしないで下さいよ!」キックテールをやめたからといって=縦のアプローチ(急激な方向転換)が失われるわけではありません。

キックテールの特長でもあるピボットターンではなく、スムーズで綺麗なアークを描いたボトムターンからの縦のアプローチ、そう!ごまかしの無いより質の高いターンからの縦のアプローチ(縦の動き)が出来るボードです。

それらの性能を可能にする為には、1インチボードを短くして、テールのカーブとスクエアテールのコンビネーションが必要なワケなんです。そして!このボードのコンセプトを可能にする為に一番大切なのが、このロッカーなのです↓



ノーズロッカーは、タイプ4と同じ。



アウトラインは、こんな感じ↓



とても、5'4"には思えないでしょ! でも!幅と厚みの数値は前回のタイプ4よりサイズアップしてるんです。

だから浮力的は事は心配ご無用。


このモデルは中級者以上のサーファー限定モデルです。

例えば!こんなお悩みを持つサーファーにお勧めです。

1.リップを狙ってるのにボトムで構え過ぎて大回りになりカービングやカットバックになってしまう

2.ファーストターン、ボトムターン、バックサイドターン、カットバックで、レールが引っかかりワイプアウトする時が比較的多い

3.一発一発の技を落ち着いて狙ってやりたいが、技数も失いたくない

まっ!以上の感じかなっ…☆


最後に、このボードのモデル名を発表いたします。

ミッチーにとって、今後このボードをオーダーしてくれるカスタマーにとって最高のパートナー、もしくは!熱い奴であるように☆

【HOT STAFF】と名付けましょう。 【HOT STAFF】

うん!マジ☆ クールだっ。。。

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