昨日の立ち会いシェイプ

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2011年05月30日 12:26

ファーストカスタマーは、ヘビーユーザーの"シンヤくん"でした↓



シンヤくんは、昨年アートコーリーの80'Sスタイルのフィッシュボードに乗ってから自身のサーフィンに変化を感じると同時にサーフィンの楽しさってもんを、前にもまして感じてるみたいです。



そんな"シンヤくん"が次に選んだサーフボードは、フィッシュのように速く、それでいてフィッシュでは責める事が出来ないアプローチが出来るサーフボード【supercompタイプ1】です。



その"タイプ1"を"シンヤくん"のサーフィンスタイルに合わせてのシェイプでした。

フィッシュに乗る事で、サーフボードって!こんなにイージーにコントロール出来るのって感じたと思いますが、同時に今まで普通に乗っていたサーフボード(レギュラーボード)が、動かなく感じてしまうマイナス点(楽をしたから)も同時に感じてると思います。

かと言って!それが悪い事なのか?と考えるのもまた違うと思います。ようするにサーフィンが上手くなるには、両方(動くサーフボードと動かないサーフボード)をしっかりコントロールする事が大事なのです。

ただ!短いボードを乗り込む事で、その人にとってのレギュラーボードのサイズは確実に変わってくるものです。例えば、今まで6'0"のボードに乗っていたサーファーが、ある時から5'6"の小波ボードに乗って、そのボードがめちゃくちゃ調子良かったとします。そして、ある時波のサイズが頭サイズまで上がったので、6'0"のボードを乗ってみたところ、今まで普通に動いてくれたサーフボードがスティーフ(硬く)に感じてしまい自由にコントロール出来なくなっしまいました。そんな経験って結構あると思います。

ようするに!その人にとってのレギラーボードのアベレージサイズが変わったって事でなんです。もちろん長さが短くなる=幅は広くするのがセオリーなんですけどね…



今回作った【supercompタイプ1】は、まさに!その様なマイナス点を解消する為をコンセプトにシェイプしました。

シンヤくん、立ち会いシェイプお疲れ様した。後は、デザイン、ラミネート、サンディング、をして完成です。今しばらくお待ち下さいね。。。




そして!昨日二人目のカスタマーは、またまたヘビーユーザーの"マキノくん"でした↓



"マキノくん"も、シンヤくんと同じパターンで、アイパーのマジックツインを乗ってから「サーフィンってこんなにサーフボードで変わるもんなんですね」って分かっちった1人なんです。



ただ!ツインフィンなので、取る(走る)ラインに限界があるので、次のボードは、アイパーのボードのテイクオフ(パドル)スピード
を残しつつスラスター(トライフィン)のコントロール性能があるサーフボードリクエストしてきました。



いゃー 何とワガママなリクエストなんでしょう…(笑) でも!そんなワガママも全然可能なんですYO☆



っうことで!"マキノくん"が作ったモデルは!【supercompタイプ2】です。

そのタイプ2をベースに、アイパーのマジックツインのアウトライン(ノーズエリア)に少しだけ近づけることで、メンタル的な部分での安心感を持てるようにしたのと(実は!ここ凄く大事)、全体的なボリュームをカスタマーとの確認の中でのシェイプでした。

あとは、レギラータイプのボードの中では、一番ロッカーが弱いタイプのモデルなのに、かなり!幅を出したので、エッヂの張りすぎに注意してシェイプしました。

シェイパーの私個人的としては、かなり満足のいくボードがシェイプきたので、出来上がりが凄く楽しみです。

マキノくん、立ち会いシェイプお疲れ様でした。。。

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