Reシェイプ パート2 (昨日の立ち会いシェイプ)

TO

2011年05月08日 12:13

昨日"ミチアキ"のリシェイプに続いて、ライダー"U-KI"のボードをリシェイプしました。


このボードも「ミチアキのボード」← 詳細はクリック! と一緒で、本来のボードサイズとは違う寸法(ノーズ幅が細く)で上がってきてしまったので、急遽 U-KI のボードとしてReシェイプしました。

U-KI が普段乗っているレギュラーボードが、5'9"で、このボードが5'8"なので、ミチアキ みたいに大波用としてリシェイプするには、ちょっと無理がある為、また違うスタイルのボードとしてのリシェイプでした。

まず!5'8"を、5'5"にする事で、ノーズの幅を十分取れるようにしてラウンドノーズ系のアウトラインに↓

テールは、やや幅広めのラウンドテールに↓

それを、ハンドソーでカット。アウトラインはこんな感じに↓

なかなか、面白いルックスになりました。

コンセプトは、58'"のロッカーラインを持った 5'5" = 見た目はミニボードだけど、乗りごこちはレギュラーボードって感じかなっ!

このスタイルのボードは、数年前にケリーが、パイプラインで優勝した時のボードと同じ理論で、それを!日本のアベレージな波用にしたって感じかなっ。(その前にメイヘムが考案してた理論)



このボードをシェイプしていくなかで、1番の問題点は、5'5"にすることで、ノーズのロッカーラインが短くなる=ストレートになるので、どの程度ロッカーを付けていくかでした。

悩んだ末に出した結論は、ノーズから15センチあたりから8㎜ほどフリップロッカーを付けました。(この数値が限界)

理由は、U-KIが、いつも乗っているボードの厚さが5.5に対して、このボードは、5.7cmあるので、5'5"という短いボードでも ノーズロッカーを付けたとしてもパドル&テイクオフは遅くならないと思ったからです。



むしろ!ノーズのフリップを付けることで、波のキワどいポジションでのパフォーマンスはアップするはずですからね。
その辺が、このボードのデザインのオリジナルな所だと思います。



5'8"のロッカーラインを持つ!5'5"とは、果たして!どの様な乗り心地なのでしょうか?

そして!そこから生まれるラインとはどんなラインなのか?



俺個人も、このボードで、どんなアプローチが出来るのか? 本当に気になるし、同時にスゲー楽しみです。

U-KI 立ち会い乙でした。出来上がりが楽しみだね。。。。

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