昨年の五月に、本当にカッコいいサーフボードブランドを!をスローガンに掲げスタートしたブランド【フリークァンシーサーフ】ボードの展示試乗会を今日明日の二日間で開催いたします。
このブランドを立ち上げるために、昨年五月にオーストリアが世界に誇るアーティスト系サーファーの【ニール・パーチェスJr.】に会いにいき、このブランド所属シェイパーとしてパートナーシップを交わしました。そして!最高にカッコいいサーフボード"フリークァンシー サーフボード"がスタートしたのです。
ニールの地元クーランガッタのレジェンドサーファーのラビットがニールの事をこんなふうに語っている↓
「個人的には、グーフィーフッターはここでは不利だと思っていた。しかし彼はそれを克服するどころか逆手にとってチューブライディングを次の次元にまで高めた。ここキラにはニール・パーチェス以上のサーファーはいない。 キラでのニールは特別だ。スーパーバンクが信じられないチューブを創り出す。ニールは一番のチューブを得る。泡が立つチューブの奥深く、そこは誰も到達出来なかったポジションだったがニールはそこを走る。バックサイドであの波をのる者はニール以外に誰もいない。」
親父がサーフィンにのめり込んでいたなんて最高だ。サーフィンを教えてくれたもの親父だ。だからサーファーになることに最高の喜びを感じている。私達ファミリーはサーフィンを通じて特別な関係が築かれ、海を謳歌する事が人生の中心になっている。家族が一緒の時はいつでもビーチに行く。ボー(妻)もサーフィンを愛している。すばらしい事だ。皆がサーフィンを楽しんでいるのを見る事は最高だ。
- Neal Purchase Jr.
シェイパーも決まり、次はアイコン(ブランドロゴ)だ。そして!昨年オーストリアにいる時にメールで送られてきたのが、このアイコンです。これをデザインしたのは、最近アメリカのフリースタイルサーファーとして世界中から注目されているクリス・デルモロです。
クリスの簡単なプロフィールです。
「1982年生まれ。イタリア人の父親とアメリカ人の母親を持ち、6歳までイタリアで育つ。
父親はアルマーニで働いていたファッション業界人。その影響でクリス自身もデザインやアパレル、アートなどに幼い頃から興味を抱く。
幼少期にカリフォルニアに移ってからサーフィンを始め、ビーチサイドの恵まれた環境でサーファーとして成長する。10代の頃は4年連続でUSチームのメンバーに抜擢され、一時期はロングボードのプロとしてコンテストでも活躍した。
サンタクルズ大学を卒業後は、才能ある多くのアーティストたちとコラボして自らが主宰するクロージング・ブランドで服飾デザインをしたり、パタゴニアのTシャツのグラフィックデザインを手がけるなど、ジャンルに捕われない幅広い創作活動を展開している。
ベジタリアンでナチュラリストな彼は、オーガニックなライフスタイルを実践、環境に対する意識や倫理観も高い。
あらゆるサーフボードを器用に乗りこなせるマルチ・ボーダーで、アライアは早い時期から乗りこなしており、本作ではダン・マロイ、ラスタとともに重要なシーンでアライア・ライダーとしての役割を果たしている」
そんなクリスが、ショートボードでは、長年のパートナーとしてつきあってるシェイパーのティム・スタンプスが、新たにフリークァンシーのシェイパーにくわわりました。
ティム・スタンプスのプロフィール↓
「カリフォルニア シールビーチで生まれ育ったティムはカスタムサーフボード業界にその名を刻んだ。
彼は今まで多種多様なのボードを作り、顧客達を満足させ、また芸術の域に達しているそのボード作りに対しては献身的な姿勢でのぞんできた。ティムのボード作りに対する情熱や、探求心は、一味違った自分だけのボードを探し求める人々を虜にしてきた。
「僕は“Harbour Surfboards” の近くで生まれ育ち、1989年に初めてボードを削ったんだ。 “Harbour Surfboards”は1950年代半ばからそこにあり、僕は小さい頃からよく出入りをしていたんだ。それこそ床掃除から始め、リペアをするようになり、サーフィンについて一から学ばせてもらったんだ。その頃の僕達はサーフショップが本当にサーフショップであった頃の“old-school-style”でグラッシングをしていたんだ。昔は職人がショップで一本一本ボードを削り、そこで販売もしていたんだ、今はそんなショップは存在しないけどね。」
それが貴方のシェイピングに対しての好奇心を刺激したんですか?
「そこに居たことは凄く大きかったよ。僕のオヤジは船に夢中でいつも何かを作ってたんだ。そのせいか、自分の手で何かを作るという要素は間違えなくあったし、それがサーフボードを作るという方向に向いたんだと思う。サーフィンに夢中になり、そこそこ波に乗れるようになった頃、何でこのボードはこういう形なんだろう?といったボードのシェイプに関して興味が沸いてきたんだ。勿論自分の師匠であるRich Harbor から教わったことは何物にも変えられない知識や経験だったし、その影響は大きいよ。あの時代には彼のような人は数えるほどしか居なかったし、いろんな面で運も良かったと思う。自分にも素質があったし、また一番良いときに一番良い場所にいることができたと思う。」
殆どのサーファーは自分の持っているボードの事をよく理解していると思いますか?
「殆どの人は理解していないと思うよ。ほんの一部の人だけだね。殆どの人は感覚だけで選んでいると思う、ただそれは良いことだと思うよ。それは良いスタートで、のめりこんでいくうちに自分なりのボードに対しての考えが出来てくると思う。自分がそうだったから。まずは自分のボードを良く使って研究し、そこから改善していけば良いと思う。」
そんな考えを持つティムのサーフボードをユーザーの皆様に試乗したいただきたいとおもいます。
明日の試乗会の開催場所はブログにて告知致します。8:00にアップしますのでチェックしてみて下さい。
これだけのモデルをあした試乗可能です↓
TIM STAMPS SURFBOARDS
"SKILLET" 5'5"×20"×2 3/8"
"FLARE" 5'8"×19 3/4"×2 3/8"
"WONTON" 6'0"×18 1/2"×2 5/16"
"GROVELLER" 5'10"×19 1/4"×2 3/8"