レトロとの違い!
最近!ユーザーからの質問で一番多いのは、何故かこのサーフボードの事です。
そう!アートコーリァーシェイプのメインズオリジナルモデル『80'Sクアッド』です。
このサーフボードはたしか〜?5、6年前に作ったサーフボードで、当時レトロフィトシュがメディアを通して出だしたころだったとおもいます。当然!新しい物好きな俺もレトロフィトシュに乗ったりしたんだけど、普段からパキパキのショートボードに乗ってる俺には、レトロ系のボードはただスローな板にしか感じられたかったし面白さを感じ取ることが出来なかったのです。『でも!のちにそれはそれでそのスピード感を楽しむ為のマインドみたいな物が必要だと分かったので結果オーライなんだけどねっ…♪』
その時思ったのが、レトロ過ぎずレトロな顔つき(ルックス)を残しつつ、普段からパフォーマンスボードを乗ってるサーファーでも、レトロフィトシュのようにテイクオフが早く(速く)ショートボード以上のパフォーマンスがイージーに出来るサーフボードを作ろうと思いました。
そして!それをマジックハンドを持つ天才職人シェイパーの”アートコーリァー”にシェイプしてもらいました。
当時(5年前)この板をデザインした時に頭の中にあったイメージは、ツインフィンの生みの親で四年連続世界チャンピオンのMRこと”マークリチーズ”のツインのルックス(とくにノーズライン)と、80年代前期のカリフォルニアのサーファーで、当時すでにエアリーやテールスライド、リバースなんかをやっていた”ディビースミス”と言うサーファーが乗っていた”チャンネルアイランド(アルメリック)のクアッド”からインスパイャーされ、その二つのサーフボードアウトラインとロッカーを今現在のボトムデザイン(コンケープ)とミックスしつつ、パフォーマンスボードからの乗り換えにも違和感なく入る事が出来るようにレトロ過ぎずパフォーマンス過ぎない絶妙なさじ加減のレールスタイルに仕上げる事に集中しました。
しかも!それらのシェイププロセスをアートと一緒にシェイプルームに入り全てのシェイプ工程を一つずつチェックしながら作り上げた自信作です。
要するに!このサーフボードは、パフォーマンスする為に考え作られた究極の『ファンボード』ですね。
後は!一人一人のユーザーの体格やレベルにあった数値の物をチョイスするのが肝ッスね…♪
そこさえ間違わなけば!究極のファンを味わう事が出来るでしょう。
(このサーフボードのポテンシャルは計り知れない)
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