昨日に引き続き大会レポート(結果報告)vol.2です。
今回、いや！ 毎回このクラスが一番エントリー数が多くて、サーフィンのレベル的にも高く、なにより勢いが一番あるクラス それが【オープンAクラス】です。
予選から熾烈な戦いを勝ち抜き見事ファイナルまで勝ち上がってきた選手の皆さんは、サーフィンスキルだけでなく、精神力、体力、運、全てにおいて一つ抜けてるからこその結果だと思います。
オープンAクラスのファイナリスト↓
やっぱりこのクラスのレベルだと乗る度に順位が入れ替わるシーソーゲームで、私も含めてギャラリーの皆様も見ていてエキサイティングで、めちゃ楽しかったと思います。
そんな白熱したファイナルを、最終的には、ブッチギったのは！HOPEタイプ1に乗る、ゼッケン青の酒井啓介さんでした。おめでとうございますm(_ _)m
惜しくも！準優勝は、富山(smt)寝ずに来てハードなヒートを全力で戦い抜いた、ゼッケン白 柳谷信行さん でした。使用サーフボードは、小波専用機【ロックフィッシュ】でした。
2012 MAINS × HOPE USERS CUP
☆オープンA クラス☆
優勝 ゼッケン青 酒井 啓介（メインズサーフ)
準優勝 ゼッケン白 柳谷 信行（SMT）
３位 ゼッケン緑 池谷 光陽（メインズサーフ）
４位 ゼッケン赤 玉城 ホセ（メインズサーフ）
続いて、サーフィン歴史15年～20年以上の強者クラスといえる シニアクラスです。
Mr.矢野↓
Mr.村松↓
Mr.小林↓
Mr.星野↓
それぞれ意気込みを聞き、ファイナルをスタート！
このファイナルも、かなりエキサイティングな戦いでした。乗ればリッピングしてくるので、いい波に乗った選手がパフォーマンスも良いって感じでしたが、その中でも湘南ARCからエントリーしてくれたオーナーの小林くんと、先月三重県国府の浜で開催された 2012全日本サーフィン選手権大会のマスタークラスにおいて、見事！準優勝という好成績をおさめた星野清さんとの同門戦いに…
そして！その戦いを制したのは！モレイに乗った星野清さんでした～(^O^)／ おめでとうございますm(_ _)m
準優勝は、私TOの試乗用の【モレイ2 5'4"】に乗った小林くんでした。
2012 MAINS × HOPE USERS CUP
☆シニア クラス☆
優勝 ゼッケン白 星野 清 （ARC)
準優勝 ゼッケン青 小林 保之（ARC）
３位 ゼッケン赤 矢野 昭彦（メインズサーフ）
４位 ゼッケン緑 村松 和成（メインズサーフ）
最後は、メインズが誇るハイレベルサーファー達が名を連ねるスペシャルクラスのファイナルです。
竜麻↓
後藤くん↓
勇樹↓
道明↓
このクラスは、乗れば3アクションはあたりまえ！
勝敗を分けるのは、とにかく波のセレクト！
その差が、アクションの大きさだったり、キレだったり、技数につながり、ポイントという形に表れるのです！
波自体は、小さくヨレた重なり気味なブレイクが中心でしたが、
スペシャルクラスの選手には、そんな波質など全く関係なしで…
むしろ！重なった波のフックを上手く利用してスナップ系のアクションをかまし、縦のラインを作りバーチカルなアクションに繋げていました。
このクラスになると悪い波もいい波に見えてしまうように乗ってしまいます…☆
それは、波のブレイクパターンを読み取る力と判断力！
そのレベルが高いから、小さくパワーの無い波でも簡単にスピードをだすことができて、アクションを沢山入れる事が出来るのです！
そして、残り時間あと10秒で波を追いかけて、終了と同時にテイクオフ！
そして！エアーでヒートを〆てくれた勇樹の演出に、これぞエンターテイメントだと！
それが偶然であろうと、あの場面、あのタイミングで、あのような見せ場を作れること自体がレベルであるし、スキルの高さを証明する瞬間でした！
そして！2012 メインズの真の一番を決める戦いを制したのは「小波専用機ロックフィッシュ」に乗りのセットの波をこれでもか！ってぐらいバーチカルに攻めた、ゼッケン白の山田通明でした。おめでとう(^O^)／
惜しくも、準優勝に終わったのは「HOPE シーウイド」に乗りリスキーなアクションで攻め攻めライディングをした、ゼッケン赤の杢谷勇樹でした。
2012 MAINS × HOPE USERS CUP
☆スペシャル クラス☆
優勝 ゼッケン白 山田 通明（メインズサーフ)
準優勝 ゼッケン赤 杢谷 勇樹（メインズサーフ）
３位 ゼッケン緑 杢谷 竜麻（メインズサーフ）
４位 ゼッケン青 後藤 朋彦（ARC）
全てのクラスの表彰も終わり、選手、ファミリー、ギャラリーの皆さんを交えての記念撮影をして、2012 Mains with Hope Users Cup を終了いたしました。
今年は、エントリー数も多かったのもありますが、大会そのものが凄く盛り上がったかな！と思います。
多分、コンディション的にもイージーな感じだったので、ビギナークラスやレディースクラス、オープンBクラスあたりが安心してやれたのかなっておもいます。
反面、どのクラスも準決勝ぐらいのレベルからパフォーマンス内容に限界が出てきてました。それでも！コンディション(トリッキーなブレイクの小波)に合っているサーフボードのセレクトが勝敗を左右したのかなって思いました。
その辺は、おそらく選手の皆様の方が強く感じとっていたのではないでしょうか！っうぐらいにあからさまに違いが出ていましたよね！
それは、もう予選一回戦から結果として出ていましたからね。だって！同じ波に乗っているのに、ノーマルボードに乗ってる選手と小波専用ボードに乗ってる選手とでは、テイクオフポジション(早さ)から違うし、乗ってからもアクション数、技のキレ、乗っていく距離、もう全てが違いすぎていました。
まっ！何はともあれなんのトラブルもなく、ビーチにいた全ての皆様が笑顔をキープできた一日であったことに安堵の気持ちでいっぱいです。
そして最後に、選手の皆様、スタッフ、ギャラリー、協賛各社、全ての関係者の皆様、この場を借りてお礼申し上げます。
まだまだ残暑の厳しい中、一日中全力で戦い、そして運営のお手伝いまでしていただきありがとうございましたm(_ _)m
また来年も今年以上に素晴らしい大会を開催したいと思いますので是非参加してくださいね。。。。