今朝サーフィン&昔のサーフィン

TO

2010年03月31日 19:24

今日は、朝から本当に良い天気で風もなく穏やかないい天気だったのでホームにて朝一サーフ
しました。 

波は前半は腰胸で、後半は潮の動きが出てきて胸肩までパンプUP、ブレイクは少し速めで多少
ボヨついたブレイク。切れたセットを選べば十分遊べました。
その波で三時間ほどサーフ、そして!今日は、久しぶりに昔からの波乗り仲間の高山氏とサー
フした。 高山氏とは、古き良き時代のメインの波をシェアし、同時に舞阪のローカルスピリ
ッツてもんを一緒に学び、今でもそのスピリッツをブレることなくキープしている真のローカ
ルサーファーだ。今日は波待ちしながら二人そんな話と、昔の俺の波乗りスタイルついて話し
をした。

高山氏いわく、昔の俺のサーフィンは、ボトムで、これでもか!ってぐらいタメ
リップに対して真っ縦にあてこむサーフィンだったと熱く語ってくれた。彼は、そんな俺の波
乗りスタイルが好きだったみたい…(笑)

そして!その意見に俺は、こう答えた。確かに昔の俺は、そんな波乗りを目指していたし、そ
んなスタイルの波乗りをしていたと思う。

とにかく!ボトム~タ~ア~ンからの直角リップしか頭になかったからね。ただ!その当時の
ターンは、縦に上がる為にボトムターンをしてるんだけど、ボトムでスピードを殺しながら波
のパワーポケットをキープする事でカールのキワにピボットで縦に当て込んでいたと思う。
そうだ!!まさに当て込んでいたと言う表現がピッタリだよ。

今のサーフィンは、昔当て込んでいたポジション=波が切り立つ前のフェイスでターンするス
タイルだからね。当て込む=攻めなんだけど、当て込む=スムーズに次のセクションに入り込
めないって事につながってきちゃうんだよ。確かに高山氏の言うようにがむしゃらに攻める波
乗りじゃ無くなったけど、その代わり、スムーズで途切れないターンと波の際どいポジションでのカー
ビングや、そこからのテールスライドなどの新しいサーフィンを手にいれる事が出来たからね。

もちろん!縦に行くべきところは、縦にいくよ。でも流れの中での縦じゃ無きゃ今の俺には意
味がないかな。

例えば、このライディングだ↓


この波は、カービングの後に波が前から崩れてきてクローズした波だ。昔ならこの波に縦に当
て込む為にスピードを調整していましたが、今は、スピードが死なないラインどりとポジショ
ンでターンして波のトップに上がった時に合った技をやる。そんな感じでサーフィンしてます。

ようするに!俺は大会とか散々やってきて、人に評価される為には的なサーフィンはもう興味
が無いし、自分の目指すサーフィンじゃないんだよ。いまは、ボトムターン、ボトムターンと
変にこだわらず、スピードを殺さないベストなポジションでターンする事で、訪ずれるベスト
なポジションでのボトムターン=トップアクションを追及してる最中です。一言で言ったら自
分の"理想のフリーサーフィン"を日々模索中です。

今日は、高山氏からそんな話がでて、改めて俺自身の波乗りスタイルってもんを今一度考える
事が出来てマジで良かっよ。実際こうやって活字にする事で、自分自身の考えや、イメージを
より一層リアルに考える事が出来て本当に良かっよ。実際!そうやって波乗りの事をぶっちゃ
けて言ってくる奴って居ないからね。やっぱり!仲間って想える奴っていろんな意味で大事だ
よなって、考えたサーフタイムまだった。

あと一つ、サーフボードの違いは大きいよ。昔はVボトムの板に乗ってたからね。Vボトムの
ターンは、水が横に横に抜けてくから、どうしてもスライドしたターンになるから強くター
ンするとボードが止まった感じになる=波のポケットをキープする動きになっちゃうんだよね。
昔のトム・カレンを見れば分かるよ。今の板で同じ感覚でターンしたら全てのターンがカット
バックになっちゃうよね。スピードが出過ぎてね…(笑)

ちなみに、今日の使用サーフボードは、コンプスモールです。

画像は、アトムさんから頂きました。ありがとうございます。

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