静波で開催予定の静岡2区SPRING CUP(サーフィンコンテスト)に若手を連れて昨日夜から泊り込みで行ってましたが、残念ながら波不足のため今日の大会は延期になり急いで地元まで帰り波をチェックすると、静波よりもワンサイズある膝セット腰の波がブレイクしていたので迷わず入水した。今日のサーフメンバーは、TバックダンサーのME魚、‘TO波乗り塾’塾生のルーク、そして今日は俺のアートの80’sクアッドを試乗しメチャメチャ調子いいらしくご機嫌なパヤ。確かに今日のパワーレスな波で2〜3アクションきめていた。今日の波は、メチャクチャたるくリップアクションという波ではないので、クアッドや俺が乗っているツインスタビライザーなどの回転性のあるボードで波のポケットを見つけスラッシュ系の技でライディングを組み立てるのが最もベターなやり方だと思う。
セットのバックウォッシュのタイミングに合わせバックサイドスラッシュをきめていたパヤ↓
さあスラッシュ祭りの始まりです!!
とてつもなくタルイセクションでバックサイドスラッシュを仕掛けているTバックダンサーのME魚↓
マッシーなセクションでテールを上手く回しコンパクトな円形スプレーを出すようなスラッシュしているパヤ↓
バックウォッシュのタイミングに合わせ波の中腹で足下でさばく様なスラッシュをしているTO↓
レフトのパワーレスなリップにタイミングを合わせクアッドのルーシーな回転性能を上手く使い自分の体の下にボードを引き込む様なスラッシュを決めているパヤ↓
手前の小さい波のエンドセクションでテールを思いっきり蹴り込む様にかえしているTOのリップスライド↓
セットの波のエンドセクションでロールイン気味にアプローチから体の中心にボードを引き込みながらスラッシュの形にボードをコントロールしているパヤ↓
ミドルサイズの波のミドルセクションでバックウォッシュで波に高さが一番でた時に両手を少し上げ“フワッ”とタイミングを合わせ前足の引き込みと後ろ足の蹴り込みをほぼ同時に行っているテールスラッシュをきめているTO↓
レフトの消えてしまう前のスープにクアッドのスライドを前足で押さえながらスラッシュ気味なアプローチをしているパヤ↓
セットの波のファーストセクションでボトムターンからベーシックなカービングスラッシュをきめているTO↓
ミドルサイズの波でスピードを付けエンドセクションのリップラインでパワースライドをきめているTO↓
以上スラッシュ祭りでした。
番外編
塾生ルークのフロントサイドフローター↓
エンドのクローズアウトセクションにストレートアップをしかけているだいちゃん↓
セットのワイドセクションにおいて少しスタイルを意識してフローターしているTO↓
↑これと同じ画像をアーティスティックにいじってみました↓
今日の使用ボードは俺TOはアートコーリアーシェイプ(5’5)ツインスタビライザー、パヤは俺TOのアートコーリアシェイプの(5’6)80’sクアッド。やはり今日の様なスモールでパワーのない波ではファンタイプのボードがベストだと思う。がしかし、短く幅が広く厚ければいいって物では無く、あくまでもハイパフォーマンスなライディングができるデザインでそれなりの数値のボードでないとただテイクオフが速いってだけで、まったり、ネットリした走りになってしまいます。自分たちみたいに普段ハイパフォーマンスなショートボードに乗ってるサーファーはそれ以上にハイパフォーマンスできる、デブ板(フィッシュ系)じゃなければ乗ってて楽しくないし乗る意味も無いと思う。今後メインズでは逆トランジット(パフォーマンスショートボードからのデブ板への移行)を提案していこうと考えています。今はそのための準備段階でユーザーの皆様に最高のサーフィンライフを送っていただくために必要なボードの提案を日々のサーフィンの中で自分たちが実体験しユーザーの皆様にご紹介していこうと考えています。
最後に今日ラインナップにいた皆様お疲れ様でした。